かたつむりの卵

CAVIALE DI LUMACA – カタツムリのキャビア

イタリアの高級珍味(?)

毎年3月にフィレンツェで開催される食のイベント「TASTE(テイスト)」。
ワインやクラフトビール、ハムにチーズ、パスタやオリーブ、お菓子など、ありとあらゆるイタリア食材のメーカーが集結して試飲試食を提供。気に入ったものは会場の出口に設営されるショップで購入できるという、なかなか楽しい食品見本市。

それなのに、、、、満腹で訪れてしまい、出展者のお兄さんお姉さんからカウンター越しに「お味見どうぞー」と差し出される美味しそうなチーズにもサラミにもスイーツにも「ちょっと今、お腹いっぱい・・・」というコンディション。それでも何かもの珍しいものはないかしらと会場内をぶらぶらしていると、何やら白いツブツブを紹介しているブースがある。小粒のパールくらいの少し透明感のあるつぶつぶ。一度は通りすぎたものの気になってまた戻る。尋ねてみれば答えはなんと、カタツムリの卵!シチリア州パレルモで食用カタツムリの養殖をおこなう会社で、この卵は“カタツムリのキャビア”として今や世界中の有名シェフや高級レストランが使いたがる高級食材なのだそうだ。

かたつむりのキャビア


カタツムリの卵、そのお味は

カタツムリのキャビアと聞いて興味津々な私に「ぜひ味見を!」、と手渡された小さなスプーン。口に入れると横から「ちゃんと噛んでね!」との声がかかる。しかし・・・マスの卵と同じくらいか、それより少し小さい、このつるっとして弾力のあるキャビア。歯の上で滑ってなかなか噛めない。。。それでも上手くすれば確かに「プチッ、プチッ」と弾けるような食感。味の方はかなり繊細で、雨の日の森の芳香が口中に広がる感じとでも申しましょうか。塩水と少しの酢につけてあるという話だけど塩気はほとんど感じません。塩漬けや醤油漬けイクラを思い浮かべてしまう私のような日本人には淡白すぎるくらいだけど、白いゴハンの上にのせて食べるわけでもないか。。。
色付きの皿に優雅に盛りつけられたオードブルの上にパラパラとパールのように散りばめる、というのが格好いい。

お値段は50gで80ユーロとか。(2017年3月現在)

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