かつおのかんむり

BARCHETTA DI SAN PIETRO – カツオノカンムリ

海開きしてまもない5月半ばのViareggio(ヴィアレッジョ)。浜辺に奇妙なものがたくさん打ち上げられている。遠目にはムール貝の殻かしらと思ったのですが、違う、何これ!!

かつおのかんむり

かつおのかんむり

砂浜にひとりしゃがみこんで、棒でつついてみたり、ひっくり返してみたり。直径6〜7cmほどのブルーの楕円型に透明なトサカのようなものがついている。うじゃうじゃいると少々気味が悪いようですが、よーく見てみると透明から濃いブルーへのグラデーションが美しい。持って帰って飾っておきたくもなる。触手が見えるのでクラゲっぽいけど、それにしても不思議な形。

かつおのかんむり

時代の流れに則って、その場で携帯から検索してみると、やはりクラゲの一種。学名はVelella Velella、イタリア語でVelaは「帆」を意味します。確かにこの透明な部分はまさに帆そのもの、実際にこの帆のおかげで風を利用して水面を移動できるのだとか。日本名は「カツオノカンムリ」、イタリアでは「Barchetta di San Pietro(バルケッタ・ディ・サン・ピエトロ)」などと呼ばれるそう。バルケッタとは「小さな舟」。

イタリア語の生き物専門サイトによると、この生き物はプランクトンなどを食べる肉食性で、触手から毒素を出して獲物を捉える、でも人体にとっては危険はない。でも触ってしまったら手をよく洗いましょう、目にも入らないようにしましょう、などと書いてある。日本語のWikipediaを見ると、触手の刺胞に触ると激しく痛む、、、とも書いてある!

恐らくこの日たまたま打ち上がっていただけと思われるこの大群、海岸に遊ぶ人々も知らないからか皆平気で踏み付けてます。小さい子供も素手で拾っては水の中に放り投げてます!大丈夫か!?

いずれにせよ、よくわからないものはむやみに触らないこと!

ヴィアレッジョのビーチ

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