リモンチェッロ

LIMONCELLO – リモンチェッロの作り方

リモンチェッロとは

Limoncello(リモンチェッロ)は、南イタリアの特産品で、南イタリアでなくても空港や土産物屋などで必ず目にする、美しいレモンイエローのお酒です。レモンの香りが爽やかな、でも甘〜い食後酒。

レストランで最後にサービスで出てくるリモンチェッロなどは、私には少々甘過ぎる感があり、あまり好んで飲まないのですが、
「無農薬レモンがたくさんある=ぜひ皮も使いたい」というモッタイナイ精神により、今回作ってみることにしました。
リモンチェッロの作り方は、知人に教わったり、本や雑誌で調べたことがあるけれど、材料も工程も人それぞれ。果汁を入れるだとか、牛乳や生クリームを入れるというレシピもありますが、今回はオーソドックスな、できれば甘過ぎないリモンチェッロを作りたい。しかし砂糖はどのくらいまで減らしてよいのか・・・。
インターネットで調べてみたところ、リモンチェッロの製法について、化学的に分析している興味深いブログを発見したので、そこに掲載されている分量を参考に試してみることにしました。


砂糖少なめ!リモンチェッロのレシピ

今回は、イタリアの伝統的なリモンチェッロより砂糖の分量を減らし、すっきり感UPを目指したレシピです。

第一段階

まず、はじめに必要なのは、

  • 完全無農薬レモンの皮(外側の黄色い部分だけ)100g
  • 95%のアルコールを300ml

イタリアでは果実酒などを作るための95%のアルコールがスーパーなどで売ってます。で、これを瓶に入れて漬け込む。これまで見聞きしたレシピによると期間は、1週間〜10日間とか、2週間とか、40日などいろいろでしたが、実際は3日間もあれば皮の成分はすべてアルコールに出てしまうので、それ以上浸けておいても変わらないとのこと。なので漬け込みは3日でOK!(ただしこれはあくまでも95度のアルコールを使う場合。)日に1、2回シェイクします。

リモンチェッロ

なんのかんので5日経ってしまいましたが、アルコールは鮮やかなイエローになりました。爽やかなレモンの香りと目にしみるような強烈なアルコール。顔を近づけて匂いをかぐのは止めましょう。漉して皮を取り除きます。

リモンチェッロの作り方

第二段階

次のステップに進みます。水で砂糖を煮溶かしてシロップを作り、冷めてからレモン風味のアルコールに加えます。

シロップの材料について。水はアルコールと同量か、アルコール度を下げたければアルコールの分量の120%、砂糖は水の重量の80%以上を加えるとのこと。

アルコール(95度)300mlの場合、推奨の分量は、

  • 水 360ml
  • 砂糖 288mg

でも今回は、「砂糖をさらに減らしてみたらどうなる?」ということで、水の重量の60%にまで減らしてみます。長期保存や熟成には適さないと思いますが、冷凍庫で保存してキンキンに冷やして飲むのであれば大丈夫ではないかしら。

甘さ控え目にしてみる場合の分量は、

  • 水 360ml
  • 砂糖 210mg

使用する砂糖について。
イタリアの白い砂糖は通常グラニュー糖ですが、最近白砂糖はあまり使わず常備していないので、キビ糖などで代用したらどうだろう、、と再びインターネットで検索。同じ理由でキビ糖を使ってリモンチェッロを作ったイタリア人のブログによると「キビ糖の香りが強いのでレモンの香りは薄れる、色も琥珀色になる」とありました。でしょうね。。リモンチェッロの場合は色も大事なのでやはりグラニュー糖で!

冷ましたシロップをアルコールに加えると透明感のあるイエローが・・・

不透明なレモンイエローになりました。蓋をして冷暗所で寝かせます。

ひたすら待つ・・そして完成

参考にしたレシピには、2週間後くらいから飲めると書いてあったものの、開けてみると試飲するまでもなくアルコール臭が鼻にツーンと来たのでさらに2週間、そしてまた2週間。。非常に暑かったので途中から冷蔵庫で保管してかれこれ1ヶ月半が過ぎました。

自家製リモンチェッロ

レモンの爽やかな香りはバッチリ!味はあっさり、ちょっとビターで甘過ぎない!

冷凍庫でキンキンに冷やしてトロリとしたところをぐいっと飲むのがオススメです。

甜菜糖でリモンチェッロ

先に「リモンチェッロは色も大事・・・」と書いたものの、やはり気になって試してみました。以下は甘さ控え目レシピで、グラニュー糖を甜菜糖で代用したリモンチェッロ。確かに色は鮮やかなレモンイエローでありませんが、これはこれで、美しい黄金色ではありませんか!こちらの方が高級感があるような・・・。

甜菜糖を使ったリモンチェッロ

試飲した友人にも「ちょっとビターで甘過ぎずBuonissimo(すごく美味しい)」と好評。個人的にもグラニュー糖の場合よりコクがあるような気がするので、こちらのほうが好み。レモンイエローでなくてよければ甜菜糖でもOKです!

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