scarpette

SCARPETTA – スカルペッタ

スカルペッタの意味

イタリア語で「靴」はScarpe(スカルペ)といいますが、片方だけの場合、単数なのでScarpa(スカルパ)になります。
赤ちゃん用の「小さな靴」はScarpette(スカルペッテ)、で、それが片方だけだとScarpetta(スカルペッタ)になるわけですが、この「スカルペッタ」という単語は別の意味でよく使われます。

食事の席で、料理を食べ終わった後にパンでお皿に残ったソースをきれいに拭って食べる。この行為をイタリアでは「スカルペッタ」と呼ぶのです。由来ははっきりしていないようですが、ちぎったパンを指先で凹みをつくってソースをすくう、そのカタチが小さな靴みたい、、、(そうかしら??)のような説もあります。

スカルペッタ

レストランなどでスカルペッタをするのはあまりお行儀がよくない、とも言われますが、シェフにとっては「ソースまで残さず食べる=気に入られた」ということで喜ばしいことでもあるそうです。寛いだ雰囲気のお店や家庭などでは普通によく見る光景で、これをやらなきゃ食べた気がしないという人も。それはそれはキレイに、お皿を舐めたのかというほどピカピカにしてしまう人もいますが、「意地汚い・・」と見られる可能性は多少あるにせよ、食器を洗う係にとってはありがたいことでしょう。

下の写真は、魚屋さんがやってるレストランで食べた「Pici ai granchietti(ピーチ・アイ・グランキェッティ)」、小さなカニを贅沢に使ったPici(ピーチ)=極太パスタですが、もはや長いイタリア生活の中で最も美味しかったといって過言ではないパスタ料理。正直、こういう好物が出てきたときは、もう恥も外聞もなくやってしまいます、スカルペッタ。

小カニのピーチ

関連記事